外国人留学生を採用するには?

【外国人採用】外国人留学生を採用するには?方法と課題・注意点への対策を解説

日本の大学や専門学校で学ぶ外国人留学生は、卒業後も日本国内での就職を希望するケースが7割以上にのぼります。今後も増加が見込まれる外国人留学生を、事業のグローバル化や人材不足拡充などのためにぜひ採用したいと思う企業も多くなりました。とはいえ、外国人留学生を採用後万が一のミスマッチが心配でなかなか踏み出せないことも。ここでは外国人留学生を採用するための方法や、外国人留学生採用の課題や注意点とその対策もあわせて紹介します。外国人留学生の採用方法が分からない人や、企業にとって戦力となる外国人留学生を採用したい人も、ぜひ参考にしてください。

【外国人採用】外国人留学生を採用するには?方法と課題・注意点への対策を解説
【外国人採用】外国人留学生を採用するには?方法と課題・注意点への対策を解説

外国人留学生採用のための7つのルートを紹介

企業への就職を希望している外国人留学生とマッチングするには、複数のルートがあります。外国人留学生と一言に言ってもいろいろな国籍、文化を持っていますし、当然希望する職種や特技、性格も異なります。企業としては複数ルートを活用することで、より企業に合った外国人留学生採用につなげるのが重要です。 外国人留学生を採用するルートを順に見ていきましょう。

 

地域で実施される合同企業説明会などの利用

各地方自治体には、留学生支援センターなどのグローバル人材に関するサポートを担う施設が設置されています。各施設で開催される、地元企業と外国人留学生をマッチングさせる合同企業説明会や事業などに参加するのも有効な手段です。

 

民間の就職支援サイトの利用

民間の求人サイトや転職エージェントのように、外国人留学生の就職支援を行っているサイトを利用する方法があります。特に、外国人留学生をどのように採用していいか分からない企業が初めて利用するケースが多いのが特徴的なルートです。

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大学、大学教員からの紹介

大学の就職支援課などを企業担当者が定期的に訪問し、外国人留学生の紹介を受けるルートです。主に卒業後の新卒採用を希望する外国人留学生と企業とのマッチングに有効と言えるでしょう。

 

大学主催の合同企業説明会、企業見学ツアー

外国人留学生向けの合同企業説明会や企業見学ツアーを、大学側が主催する場合があります。企業にとっては外国人留学生に対して、直接企業の事業や求める人物像などをアピールできる絶好の機会としても活用されています。

 

インターンシップの受入れ

学生が実際に企業での仕事を体験するインターンシップ制度は、外国人留学生も対象となっています。インターンシップとして受け入れた外国人留学生は実際に企業の仕事を体験でき、さらに企業側も外国人留学生をより深く理解できる機会にもなります。よって、インターンシップの受け入れはミスマッチが少なく、採用後の長期定着も期待できる採用ルートです。

 

アルバイト経験者の採用

アルバイトとして働いていた外国人留学生を卒業後そのまま採用するルートです。インターンシップと同じくすでに外国人留学生が実務を経験していることや、職場環境にも慣れ親しんでいることも加わり、こちらも採用後の長期定着が期待できます。

 

独自のネットワークの利用

上記のルート以外に海外の大学や経済界などとパイプを持ち、外国人留学生との接点を増やして採用につなげる、独自ネットワークを確立している企業もあります。

 

外国人留学生採用への課題と注意点を対策法とともに解説

外国人留学生を採用するためのルートは複数ありますが、実際に外国人留学生を採用したあと、思わぬ問題点が発生することがあります。採用後のスムーズな雇用や定着につながるように、外国人留学生採用で生じる課題や注意点を、対策法と一緒におさえておきましょう。

就労支援センターら

 

採用基準や条件を明確にする

外国人留学生に求める基準や条件は企業によって異なります。日本人を採用するのと同じく、外国人留学生の採用基準や条件を明確にしておくと、適切な人材採用にもつながるでしょう。 主に企業が重視している外国人留学生の採用基準や条件は以下の3つです。 ・語学力(外国人留学生を採用する事業で必要な言語と留学生の母語はマッチしているか、事業に必要な語学力は充足しているか、母語以外共通語として英語も扱えるか、など) ・日本語力(業務に支障なく日本語が使えるか) ・日本人との共通要項(企業の社風になじめるか、ほかの日本人社員と目標や考え方を共有できるか、など) これらを踏まえて採用基準や条件を明確化し、適切な人材が採用できる試験や面接を実践するのが重要です。

 

採用時期に配慮する

日本の新卒採用には時期やタイミングが決まっていますが、外国人留学生の場合、新卒採用の流れを理解していない場合があります。そのため、一括採用では就職を希望する外国人留学生の応募を見逃してしまう可能性も生じるのです。 一括ではなく通年採用にする、採用活動を少し遅らせる、学校や施設へ積極的にコンタクトを取るなどの対策で、より多くの外国人留学生へのアプローチが可能になります。

 

外国人留学生に期待する役割を明確化する

外国人留学生が自分の企業での役割や目的が曖昧なまま入社してしまうと、ミスマッチによる早期離職などの問題が発生します。採用段階で配属先を決定する場合には、外国人留学生に対して役割や仕事内容を明確にすることで、本人の不安を取り除くのが重要です。

 

人材育成やキャリアプランを明確化する

文化や考え方、仕事の方法の違いによって企業側と外国人留学生本人が思い描いていた人材育成法やキャリアプランの間に溝ができる場合があります。あらかじめ企業側が外国人留学生に対して、人材育成やキャリアプランに関する方法や方向性を明確にしておけば、誤解を招く恐れもありません。

 

理想の外国人留学生採用を実現させよう

企業の求める外国人留学生採用を実現するには、複数ルートを活用すること、採用基準や条件を明確化すること、採用時期の配慮や外国人留学生に対する役割や育成方法の明確化が重要です。 課題や注意点と対策方法も踏まえておけば、よりミスマッチを防げて外国人留学生の採用後の長期定着も図れます。外国人留学生、企業側両方にとって理想の採用をぜひ実現しましょう。

 

GROWUP外国人材採用サポート

GROWUPは外国人社員の採用支援をしております。現在ベトナム人ITエンジニア採用支援を行なっております。具体的には毎月ベトナム人ITエンジニア採用面接会をホーチミン で開催しています。2019年はベトナム人ITエンジニア採用面接会6回開催し、参加された日本企業は合計16名の内定者を出しています。

GROWUP外国人材採用サポート
GROWUP外国人材採用サポート

 

GROWUPベトナム人ITエンジニア現地採用面接会とは

日本企業が現地ベトナム人を日本で採用可能です。

ベトナムホーチミンで直接面接をしていただけます。(面接は日本語でOK)

日本での就労までしっかりサポートいたします。

ITエンジニア、ブリッジSE、そのほか理系人材の学生や即戦力採用などに幅広く対応しています。

ホーチミントップ大学のジョブフェアに参加できます。大学のジョブフェアは、実績ベースで数千人に規模の来場があり、その大学の在校生、卒業生はもちろん近隣の大学生が就職のために来場するイベントです。

 

GROWUP外国人材採用サポートではどのような人材が採用できるか

採用可能人材 新卒・中途・大学4年生インターンシップ
システムエンジニア(SE) / プログラマー / ブリッジエンジニア / フ–レッシャー 
ITコミュニケーター / 機械エンジニア / 営業
主な卒業大学 理系:自然科学大学、工科大学、郵政通信大学、師範技術大学など
文系:貿易大学、人文社会大学、師範大学など
日本語レベル N1~N5
英語レベル 登録人材の約60%が日常的なコミュニケーション可能
技術スキル PHP, C#, JAVA, SWIFT, C++, PYTHON, RUBY, VUEJS, IOS, ANDROID, REACTNATIVE, AI, IOT, BLOCKCHAIN, AR/VR, UNITY, UNREAL
年齢 20代:80%
30代:20%
備考 ・ 日系企業での就業経験
・ 日本での就業経験

 

 

 

GROWUP外国人材採用サポートではどのような企業が参加しているか

システムインテグレーターの企業様、事業会社様、IoTやAI開発などの先端テクノロジー企業様、ゲーム開発企業様などITエンジニア不足の悩みをお持ちの企業様が参加していただいています。

2019年11月には以下の3社様にお越しいただきました。 1社は受託開発と自社のプロダクトをお持ちのお客様。すでにベトナム人ITエンジニアの採用もしており、アセアンにも支社があり、そちらでもすでに外国人のITエンジニアがいる会社様です。新卒採用向けの研修が充実されており、内定をしたベトナム人ITエンジニアは半年間みっちり研修を受けてから各チームに配属されるようです。

もう一社も東京で、大手のWEBシステムのお仕事を長年されている会社様です。こちらは適正テスト、スキルテストも同時に実施されていました。今年初めて入社されたベトナム人ITエンジニアの先輩社員もご一緒にお越しになりベトナム人ITエンジニア先輩が直接会社説明や面接にも参加されていました。会社説明会にはBGMもご用意され、外部にも研修を提供している企業様ならではのすばらいし雰囲気づくりでした。また採用プロセスもかなりロジカルにされていました。

もう一社は新潟から参加されたIT企業様です。やはり受託開発で長く地方に根を張り様々な業務システムやアプリケーションを開発している企業様です。特に最近は産学協業でIot分野の開発、農業用ロボットの開発など最先端の技術開発をされていました。また地方ならではの会社と住まいが近く歩いて数分のところに住むことができるのも魅力の一つです。

 

GROWUPベトナム人ITエンジニア現地採用面接会のながれ

開催30日前 日本 募集開始:求人票を展開
GROWUPWORKSジョブフェアページに掲載
開催1週間前 日本 書類選考
開催前日     ホーチミン   現地でお打ち合わせ
面接会当日
ホーチミン
ホーチミン 終日面接
2次面接など     日本   オンラインでフォロー面接など
面接終了後
1週間程度
日本 内定告知
1、2ヶ月程度 日本 雇用契約、就労ビザ取得、入国、

 

GROWUPベトナム人ITエンジニア現地採用面接会のスケジュール

ホーチミン面接会 2020年2月15日(土) 2社開催 募集中
ホーチミン面接会 2020年3月中旬(土) 2社開催 募集中
ホーチミン自然科学大学
ジョブフェア&面接会
2019年4月下旬(土) 2社開催 募集終了
UIT大学
ジョブフェア&面接会
2019年5月 2社開催 募集中
ホーチミン面接会 2019年6月 2社開催 募集中
ホーチミン面接会 2019年7月 2社開催 募集中

 

上記以外にも貴社のご予定をお聞かせいただき面接会をアレンジすることが可能です。面接会は毎月開催しております。

 

GROWUPベトナム人ITエンジニア現地採用面接会の費用

GROWUPベトナム人ITエンジニア現地採用面接会の費用

GROWUPベトナム人ITエンジニア現地採用面接会の費用

グループ会社(ONETECH)ではベトナムオフショア開発ベトナムの駐在員事務所作りやベトナム支社のバックオフィスのお手伝いなども始めました。ベトナムオフショアでの開発拠点作りだけでなく経済発展を遂げているベトナムで一緒に事業を展開するなどのお話もぜひさせてください。お取引のあるお客様だけでなく、ベトナムや、ベトナム人ITエンジニア、ベトナムオフショア開発に興味のあるお客様は、ぜひあらためてお時間をいただき情報交換や最新情報などを共有させていただき御社に貢献できましたら幸いです。GROWUPにお気軽にお問い合わせください。


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