ベトナムの大学ランキングは、ベトナム人材を採用する際の判断基準の一つとして非常に重要な情報です。
ベトナムの大学進学率約30%なので日本の51.5%(平成27年文部科学省発表)と比べても大学進学率は低いです。しかし、弊社に登録して頂いている候補者や日系企業で働くスタッフから管理者レベルまでランキング上位の大学出身者が多くを占めています。
ランキング上位の大学で勉強している学生や卒業者の中には、日本の大学との交換留学だけでなく、日本の文部科学省(MEXT)が行っている研究留学生(奨学金留学生)や国費外国人留学生(日本語・日本文化研修留学生)などの制度を利用して日本への留学経験がある方もいます。
ベトナムの大学は大きく分けてベトナムの首相直属の国家大学、教育・訓練省に属する国立大学(地方総合大学や専門大学を含む)、私立大学があります。
この中で10月にジョブフェアを行うホーチミン自然科学大学は11位にランクインしています。
Website: https://www.hcmus.edu.vn
【イベント概要】
第4回ホーチミン自然科学大学ジョブフェア参加&就職面接会2019年10月13日(日) 8:00~14:00 ジョブフェア
ホーチミン自然科学大学キャンパス内2019年10月14日(月) 9:00~17:00 面接会
ホーチミン市内面接会場
ベトナムにおける基礎科学と応用技術の分野において教育と科学研究の両方に優れた大学であり、52種類の学士課程と32種類の大学院課程を有しており、全生徒に対して科学的研究の支援を手厚くしています。
ホーチミン自然科学大学の歴史は深く、1942年に大学が創設されました。もともとはインドシナカレッジオブサイエンスという名でしたが、1956年にはサイゴン大学へ改名。1977年には文学部との合併よってホーチミン市大学に改名。1996年には自然科学大学と社会科学大学に文校し、その後、ホーチミン市のベトナム国立大学となりました。なお、2007年にはベトナム国立大学ホーチミン市科学大学へ改称しています。
また1996年の分校に関して、既に大学内に設置されていた「理学部」が、ベトナム国立大学ホーチミン市の5つの関連大学の1つである自然科学大学として活動を始めたことになります。
「52」種類の学士課程と「32」種類の大学院課程を有しており、基礎科学科からその実際の応用にまで幅広く対応しており、学生数は約15,000名です。
最近では特に、幹細胞研究&応用研究室においてメディアから大きな注目を集めており、また、ITの学部(FIT)は過去数年間でかなり成長しています。IT分野に関しては、ベトナム政府からも重要な学部の1つとして認識されており、手厚い支援を得ています。
この大学の2020年のビジョンは、学習、研究、科学技術移転の主要機関となることを目指し、結果的にベトナムの強力な研究教育センターになることです。引き続き有名な大学に匹敵する優れたセンターとなることを当面のビジョンとしています。
また、使命としては、重要な機関として自然科学分野の大学院および大学院教育にて、研究、および技術の産業への応用を完遂することです。近年では、社会経済の発展でのますます増加する需要に対応していますので、それに対応できるように優れた技術や人材を排出し続けることも使命とのことです。
なお、日本との提携校は東京大学、大坂大学、東北大学、広島大学、九州大学、金沢工業大学です。
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