ベトナム・ホーチミン私立大学、HUFLIT大学 日本語学部で日本ビジネスマナーイベント開催
9月26日ベトナム・ホーチミン市 HUFLIT大学、日本語学部3,4年生中心の77名に日本ビジネスマナーのイベントが行われました。通訳なしで、すべて日本語での説明に、学生たちはうなずきながら熱心にJBAAビジネスマナー認定講師であるミルキィ先生の話を聞いていました。
まずは、コーチングを使って学生一人一人が自分の現状を知り、1年後の夢(目標)を設定し、そのために何をするかという具体的な行動を3つ書いてもらいました。
日本で働くために、どうやって日本語を勉強するかなど、いろいろな意見を日本語でしっかりワークブックに書いてくれていました。
ワークブックに記入した後は、二人ペアになってお互いにコーチングを行います。
「今のあなたは何色ですか?」「ピンクです」「どうしてですか。」「毎日大学が楽しいからです。」
「1年後のあなたは何色になっていたいですか」「ピンクと緑です。会社で仕事をすると大変だと思いますから。」
今の自分をピンクと答える学生がとても多いのはベトナムの学生の特徴だと思います。日本の学生はこれほどピンクと答えないのではないでしょうか。
代表者の発表は、さすがパフォーマンス力のあるベトナムの学生さん。堂々と演技力抜群に発表してくれました。他の生徒は「いいね~」の誉める言葉も忘れずに合唱してくれました。
日本語学習の意識が高まったところで、後半はビジネスで通用する挨拶の仕方を実践をしながら学びました。社外のお客さまに対してと社内の社員、時間帯や状況によって挨拶の言葉やお辞儀の角度は変わります。会釈、敬礼、最敬礼と、その場に応じた、正しい挨拶ができるようになりました。
また、ベトナムにはない日本での席次について勉強しました。11グループに分かれて、食事会、応接室、タクシーでお客さまと一緒の時に、どこの席にお客さまをご案内するか、自分はどこに座るかをクイズ形式で学びました。日本では、この席次を間違えると、ビジネスが破談になってしまうこともありえます。お客さまに失礼のないよう、日本で働く時にはしっかり実践していただきたいビジネスマナーです。
クイズは正解だったグループからは歓声が沸き上がり、大盛り上がりでした。多くの学生が正しいビジネスマナーを身に着けることができました。
合格者は日本語能力だけでなく、ビジネスマナーにも精通していると、ベトナムから日本で働く仕事を探すときも、日系企業への就職に有利で、優良企業への就職に繋がります。
9月から日本ビジネス能力認定試験公式テキストのベトナム語版がベトナムで出版されています。
Huflit大学の学生たちにしっかりとビジネスマナーを身に着けていただき、日本の企業への就職を勝ち取っていただきたいです。ベトナム唯一の日本ビジネス能力認定認定協会の公式代理店であるGROW UP JV / GROW UP WORKは全力で皆さんを応援します。